「タトゥーがあるけど働けますか」「金髪でも大丈夫ですか」——面談で毎回のように出る質問です。

結論から言うと、エリアと業種によって基準がまったく違います。ミナミのキャバクラで問題にならないことが、北新地の高級クラブでは即お断りになります。逆に、北新地でも業種を変えれば通ることがあります。

ここでは、私が取り扱っている店舗の実情にもとづいて、どこが境界線なのかを整理します。なお、これは取り扱い店舗の傾向であり、すべての店舗に当てはまるわけではありません。

全体の傾向:緩い順に並べるとこうなる

髪色タトゥーピアス
ミナミ キャバクラかなり自由隠せれば可の店が多い複数でも可が多い
北新地 キャバクラ常識の範囲で自由隠せれば可耳のみが無難
北新地 ラウンジ落ち着いた色隠せれば可耳のみ
北新地 ミニクラブ落ち着いた色見えなければ可耳のみ、小ぶり
北新地 高級クラブ暗めのみほぼ不可耳に1つ程度

上に行くほど自由で、下に行くほど時給が高い。この関係は覚えておいてください。外見の自由度と時給は、多くの場合トレードオフです。

髪色

ミナミ

かなり自由です。インナーカラー、ハイトーン、ピンクやアッシュ系も珍しくありません。若い層が中心の店舗が多く、個性として受け止められます。

金髪も問題にならない店舗が多数あります。

北新地

「自由」と書いてある店舗でも、実際にはトーンの上限があります。目安として、明るくしてもミルクティーベージュあたりまで。

高級クラブになると、暗めのブラウン以外は難しいと考えてください。お客様が40〜60代の会社役員・経営者で、接待に使われる場だからです。派手さより「同席していて恥ずかしくないか」で見られます。

プリンは全エリアで不利

意外に思われるかもしれませんが、色そのものより「手入れされているか」のほうが見られます。根元が伸びた状態は、金髪より減点されます。

面接前に染め直す余裕がなければ、暗めに一度戻すほうが確実です。

タトゥー

基本は「隠せるかどうか」

ほとんどの店舗の基準は、「ドレスを着た状態で見えないか」の一点です。あるかないかではありません。

位置判定
背中の上部、鎖骨、首、手の甲、指隠しにくく、断られやすい
肩甲骨、二の腕、太もも、脇腹ドレス次第。隠せれば可の店が多い
足首、腰、肋骨の内側ほぼ問題にならない

ファンデーションやテープで隠す場合

事前に店舗に伝えてください。隠して入店し、あとで発覚したケースは、こちらが把握しているだけでも複数あります。信頼を失い、条件を下げられることがあります。

「隠せば分からない」ではなく「隠すので大丈夫か確認する」が正しい順番です。

高級クラブはほぼ不可

北新地の高級クラブは、位置を問わず難しいと考えてください。お客様が接待で使う場であり、店側が最もリスクを避ける領域です。

タトゥーがあり、かつ高時給を狙いたい場合は、北新地のキャバクラかミニクラブが現実的な選択肢になります。

ピアス

もっとも緩い項目です。

  • 耳:全エリアでほぼ問題になりません。複数でも可の店舗が多数です
  • 軟骨:ミナミは可、北新地は店舗による
  • 鼻・口・へそなど顔まわり:北新地では外すよう言われることが多い

外せるものは、面接のときだけ外していけば済みます。入店後に相談すれば、緩和されることも珍しくありません。

ここまで読んで、自分の場合はどうなのかが気になった方へ。

質問だけでも構いません。しつこい勧誘はしません。

ネイル・まつげ・カラコン

ついでに触れておきます。

ネイルは、長さより「欠けていないか」です。グラスを持つ仕事なので、清潔感が見られます。ミナミは長さも自由、北新地は控えめが無難です。

まつげエクステ・カラコンは、全エリアで問題になりません。ただし高級クラブでは、盛りすぎないほうが評価されます。

面接で聞かれたときの答え方

タトゥーや髪色は、こちらから先に言ってください。

聞かれてから答えるのと、先に伝えるのとでは、印象がまったく違います。隠していたと思われると、そこから条件の話がしにくくなります。

言い方はこれで十分です。

「左の肩甲骨に5cmくらいのタトゥーがあります。ドレスだと見えない位置ですが、心配なら隠して出勤します。」

謝る必要はありません。事実と、どう対応できるかを言えば足ります。

店舗を選ぶときに、時給より先に確認すること

外見の条件が理由で選べる店舗が限られる場合、時給の数字だけで決めないでください。

条件が厳しい店舗に無理に入っても、指摘され続けて続きません。それより、自分の外見を問題にしない店舗で、指名を伸ばすほうが最終的な収入は上がります。

当サイトの<a href="shindan.html">時給診断</a>では、エリアと業種から時給の目安が1分で出ます。個人情報の入力はなく、入力内容は端末の中だけで計算されます。

よくある誤解

「スカウトに言うと紹介してもらえなくなる」

なりません。先に聞いておけば、条件が合う店舗だけを提案できます。伝えないまま面接に行って断られるほうが、時間の無駄になります。

「一度断られたらもう無理」

業種を変えれば通ることがほとんどです。高級クラブで断られた方が、ミニクラブやキャバクラで問題なく働いているケースは多くあります。

「除去しないといけない」

不要です。除去を勧めることはしません。今の状態で働ける店舗を探すのが、こちらの仕事です。

まとめ

  • 基準はエリアと業種で大きく違う。外見の自由度と時給は多くの場合トレードオフ
  • タトゥーはあるかどうかではなく、隠せるかどうか
  • ピアスは面接のときだけ外せば済むことが多い
  • 髪色は色そのものより手入れの状態を見られる
  • 先に伝える。隠して入店するのが最も損をする

自分の場合はどの店舗なら通るのかを知りたい方は、公式LINEから状況をお送りください。写真を送っていただく必要はありません。位置と大きさを言葉で教えていただければ、条件に合う店舗をお伝えします。

<a href="mikeiken.html">未経験から始める方へ</a>/<a href="kitashinchi.html">北新地で働くということ</a>/<a href="minami.html">ミナミで働くということ</a>

髪色タトゥーピアス未経験北新地ミナミ

← 前の記事ドレス1着のお渡しとヘアメイクサロンの紹介|当スカウト経由の方へ次の記事 →大阪のキャバクラの時給相場は本当にいくらか|北新地とミナミの実額と、求人票との差